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【小話】印旛6

 江戸時代。老中・田沼意次は印旛(いんば)沼の干拓に着手しましたが、工事は難航します。部下が駆け込んできました。
「工事現場の装置の電源部の、直流を交流に変換する回路が壊れました!」
「それはインバーターだ!」
 交流を直流に変換する回路は、コンバーターらしいです。

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【2025/10/30 07:01 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】印旛5

 江戸時代。老中・田沼意次は印旛(いんば)沼の干拓に着手しましたが、工事は難航します。部下が駆け込んできました。
「工事現場を他国人の観光客が取り囲んで見物しています!」
「それはインバウンドだ!」
 現場は律令制の下総国なので、下総以外から来たら、みな他国人です。

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【2025/10/29 06:59 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】印旛4

 江戸時代。老中・田沼意次は印旛(いんば)沼の干拓に着手しましたが、工事は難航します。部下が駆け込んできました。
「工事現場で事件が起きて、シャーロック・ホームズみたいなコートの探偵が捜査しています!」
「それはインバネスだ!」
 公金持ち逃げ事件なので一大事です。

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【2025/10/28 06:56 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】印旛3

 江戸時代。老中・田沼意次は印旛(いんば)沼の干拓に着手しましたが、工事は難航します。部下が駆け込んできました。
「工事現場で遺跡が見つかって、古代の人骨の歯にゴールドが使われています!」
「それは金歯だ! 古代人のテクノロジー凄いな!」
 しばらく発掘調査します。

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【2025/10/27 08:01 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】印旛2

 江戸時代。老中・田沼意次は印旛(いんば)沼の干拓に着手しましたが、工事は難航します。部下が駆け込んできました。
「工事現場でメス馬が走り回っています!」
「それは牝馬(ひんば)だ!」
「これから競馬デビューする予定の二歳馬も走り回っています!」
「それは新馬だ!」

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【2025/10/26 10:47 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】伝来

 538年、仏師が「失敗作だ!」と放り出した仏像を、とあるゴミ屋が回収しました。
 紆余曲折あって日本へと渡来したゴミ屋が552年、午後に豪族の館を訪れ、「これは素晴らしい仏像ですよ」と売り込みます。
 これが仏教伝来(ゴミ屋が午後に伝える)、というのは勿論嘘です。

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【2025/10/25 09:05 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】離合

 テストで、『離合集散』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
 解答欄に「李という名字の人をたくさん呼んで、100人くらい集まってもらってから、解散する」と書いて提出すると、赤ペンで「それは恐らく、『李さん集合』ですね……?」と書き込まれて返ってきた。

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【2025/10/24 08:37 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】印旛

 江戸時代。老中・田沼意次は印旛(いんば)沼の干拓に着手しましたが、工事は難航します。部下が駆け込んできました。
「工事現場に『ライオン・キング』の主人公が現れて、歌い踊っています!」
「それはシンバだ!」
 作業員たちがミュージカルの魅力にハマると、シンバ沼です。

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【2025/10/23 06:33 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】沖田

 新撰組一番隊の組長が屯所で寝ていると、早朝、副長が探しにきました。
「総司、いるか」
「いません……」
 頭まで布団をかぶって寝続けます。
「いるじゃないか。起きろ! よし、起きたな」
「まだ朝じゃないです……」
 副長は、起きてない沖田総司を引っ張って連れていきました。

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【2025/10/22 07:01 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】藤堂

 新撰組八番隊の組長が、局長に呼ばれました。
「ドードー平助君」
「……それ、絶滅した飛べない鳥じゃないですか」
「道東平助君」
「北海道の東部エリア?」
「……とうとう平助君」
「そろそろ普通に呼んでください」
 藤堂平助です。後に新撰組から離脱して、御陵衛士になります。

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【2025/10/21 06:21 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】原田

 新撰組十番隊の組長が、局長に呼ばれました。
「さらだ君」
「俺、7月6日に味を誉められるの?」
「……ちょっと言い間違えただけじゃないか」
 原田左之助です。
 無関係ですが、ベン・ジョンソンと言おうとして「ジョン!」と言い、しばし沈黙した校長がいたそうです(友人談)。

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【2025/10/20 06:54 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】心機

 テストで、『心機一転』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
 解答欄に「気分をリフレッシュするために、新規に体操教室に入会して、マット運動で一回転」と書いて提出すると、赤ペンで「新しいことにチャレンジするのは、いいことです」と書き込まれて返ってきた。

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【2025/10/19 12:18 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】啄木5

 石川啄木が、久々の地元で詠みました。
「ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな」
 動物園に行くと、恩着せがましいリャマが
「ほら、私に何か言いたいことあるでしょ、感謝の言葉とか!」
 話しかけてくるので、リャマに向かって言いました。
「ないなぁ」

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【2025/10/18 13:21 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】啄木4

 石川啄木が東京で生活中、上野駅で詠みました。
「ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」
 駅に着いた列車から降りた人々が、
「これは、岐阜の神岡鉱山の鉛」
「こちらは北海道の豊羽鉱山」
 みな鉛の鉱石に詳しく、その場で語り合うのを聞きました。

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【2025/10/17 06:18 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】トリ6

 ハロウィンの夜。魔女やカボチャ男に仮装した子供たちが家に押し掛けて来ても、絶対に応対しないつもりだったが。
「トリック・オア・トリゴボウバーガー!」
 ウチの近所に、それ売ってるファストフード店ないんだよな。自分も食べたことない物を、押し掛けてきた奴に出せるか!

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【2025/10/16 06:17 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】トリ5

 ハロウィンの夜。魔女やカボチャ男に仮装した子供たちが家に押し掛けて来ても、絶対に応対しないつもりだったが。
「トリック・オア・トリノコシ!」
 何を取り残したんだ、と思ったが、ウチの前で和紙の紙漉きをしている人がいる。『鳥の子紙』か! 屋外ですることじゃないな。

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【2025/10/15 06:15 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】トリ4

 ハロウィンの夜。魔女やカボチャ男に仮装した子供たちが家に押し掛けて来ても、絶対に応対しないつもりだったが。
「トリック・オア・トリカマメシ!」
「いいにおい!」
 それは今日の俺の夕飯だ! 炊飯器に『とり釜めしの素』を入れて炊いただけだが、お前らには絶対やらんぞ!

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【2025/10/14 06:14 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】将軍18

 阿倍比羅夫(あべのひらふ)は、飛鳥時代の将軍です。斉明天皇の頃に東北に遠征したり、中大兄皇子の命令で、白村江の戦いのため朝鮮半島へ行ったりします。
 どこからか、クラシック音楽が流れてきました。
「確か、ドヴォルザークの、何とやら舞曲だったか……?」
 スラブです。

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【2025/10/13 13:13 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】酔生

 テストで、『酔生夢死』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
 解答欄に「レモン彗星が来てるけど、世間の騒ぎは無視して、毎日ぼんやりする」と書いて提出すると、赤ペンで「早起きは辛いですが、出るのが夕方になったらぜひ見ましょう」と書き込まれて返ってきた。

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【2025/10/12 13:12 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】トリ3

 ハロウィンの夜。魔女やカボチャ男に仮装した子供たちが家に押し掛けて来ても、絶対に応対しないつもりだったが。
「トリック・オア・トリチェリ!」
 ちょっと昔の西洋人みたいな格好の男が来たが誰だよ。
「物理学者だ。水銀気圧計も発明したぞ」
 自慢気に言われても知らないよ!

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【2025/10/11 13:11 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】トリ2

 ハロウィンの夜。魔女やカボチャ男に仮装した子供たちが家に押し掛けて来ても、絶対に応対しないつもりだったが。
「トリック・オア・トリアエズナマ!」
 子供が何言ってんだ!
「生チョコちょうだい!」
「ロイズ!」
 それは『とりあえず』でやったり貰ったりするもんじゃない!

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【2025/10/10 07:10 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】四海

 テストで、『一天四海』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
 解答欄に「地理のテストで、地図から地中海、黒海、紅海、カスピ海の位置を選ぶ問題で、配点は各1点」と書いて提出すると、赤ペンで「一つ、海という名前ですが、湖ですね」と書き込まれて返ってきた。

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【2025/10/09 07:08 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】トリ

 ハロウィンの夜。魔女やカボチャ男に仮装した子供たちが家に押し掛けて来ても、絶対に応対しないつもりだったが。
「トリック・オア・トリシマリヤク!」
 単なるスーツ姿のおじさん、かと思ったが、何で俺の会社の代表取締役社長が! どうやって連れてきた! 怖いなこの子ら!

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【2025/10/08 07:01 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】啄木3

 石川啄木が東京で生活中、上野駅で詠みました。
「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」
 駅に着いた列車から降りた人々が、ホームで発声練習しています。ソの音です。そのままミニコンサートが始まり、『ドレミの歌』の合唱が披露されました。ソは青い空。

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【2025/10/07 07:00 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】啄木2

 石川啄木が、東の海に面した砂浜で詠みました。
「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」
 泣きながら砂山を作り、頂点に木の枝を立て、棒を倒さないように山を崩して遊びます。蟹と勝負して負けたので、ますます凹みました。次は、砂に格子を描いて三目並べです。

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【2025/10/06 06:59 】 | 小話 | コメント(0)
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