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【小話】終日4

 与謝蕪村が、丹後の海を見て詠みました。
「春の海ひねもすのたりのたりかな」
 海の目の前の新規オープンした飲食店で終日(ひねもす)、店長が客の来店を待っていますが、ちらほらとしか客が訪れません。その様子を見た蕪村が、再度詠みました。
「春の海ひねもす一人二人かな」

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【2025/07/06 09:12 】 | 小話 | コメント(0)
2025年6月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1392
ナイス数:405


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【2025/07/05 14:31 】 | 本関係 | コメント(0)
【小話】終日3

 与謝蕪村が、丹後の海を見て詠みました。
「春の海ひねもすのたりのたりかな」
 海辺の家で終日(ひねもす)、暇な人が朝から酒を飲んだり、寝たり起きたりゴロゴロしたり、また飲んだりしています。その様子を見た蕪村が、再度詠みました。
「春の海ひねもすのんべんだらりかな」

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【2025/07/05 10:59 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】終日2

 与謝蕪村が、丹後の海を見て詠みました。
「春の海ひねもすのたりのたりかな」
 海近くの路上で終日(ひねもす)、週刊誌記者に直撃された芸能人が、何を質問されても曖昧な回答でかわし続けています。その様子を見た蕪村が、再度詠みました。
「春の海ひねもすのらりくらりかな」

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【2025/07/04 06:27 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】七夕

 織女が食器棚に食器を片付けようとして、不思議そうに首を傾げました。
「何で、こんなところでバッタが跳ねているの?」
 それは棚バッタです。
 その頃、牽牛は倉庫の棚を整理しようとして、驚いて叫びました。
「何で、こんなところで打者が素振りを!?」
 それは棚バッターです。

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【2025/07/03 06:25 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】終日

 与謝蕪村が、丹後の海を見て詠みました。
「春の海ひねもすのたりのたりかな」
 海に出た舟が終日(ひねもす)、風や潮流に翻弄され、あっちへ行きこっちへ行きを繰り返し、目的地に着けずにいます。その様子を見た蕪村が、再度詠みました。
「春の海ひねもす行ったり来たりかな」

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【2025/07/02 06:58 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】新春

 小林一茶が、門松も立てず掃除もせずありのままに正月を迎えて詠みました。
「めでたさも中くらいなりおらが春」
 訪ねていった知人の家で、金魚の出目金を見せてもらいましたが、思っていたほどには目が大きくなかったので、再度詠みました。
「目デカさも中くらいなりおらが春」

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【2025/07/01 06:25 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】痩蛙

 小林一茶が、夏に2匹のヒキガエルがメスを争っているのを見て、詠みました。
「やせ蛙負けるな一茶これにあり」
 自分以外にもう一人、男性ダンス・ボーカルグループDA PUMPのリーダーも弱い蛙を応援していたので、再度詠みました。
「やせ蛙負けるなISSAこれにあり」

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【2025/06/30 06:23 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】満月5

 与謝蕪村が、菜の花が咲く春の夕暮れ時、沈む夕日と昇ってくる満月の情景を詠みました。
「菜の花や月は東に日は西に」
 太陰暦では満月は必ず15日ですが、太陽暦では変わるので、(今日は何日だっけ)とカレンダーを見てから、再度詠みました。
「菜の花や月は東に日は24に」

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【2025/06/29 08:34 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】満月4

 与謝蕪村が、菜の花が咲く春の夕暮れ時、沈む夕日と昇ってくる満月の情景を詠みました。
「菜の花や月は東に日は西に」
 その後、
「西へ向かった!」
「追え!」
 逃げたヒヒを探す人々の声に(逃げたって、どこから?)と悩みつつ、再度詠みました。
「菜の花や月は東にヒヒは西に」

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【2025/06/28 09:19 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】満月3

 与謝蕪村が、菜の花が咲く春の夕暮れ時、沈む夕日と昇ってくる満月の情景を詠みました。
「菜の花や月は東に日は西に」
 日曜午後に放送されているBS11の競馬番組で、MC東幹久の予想がただ一人的中したのを見て、再度詠みました。
「菜の花やツキは東(あずま)に日は西に」

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【2025/06/27 08:17 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】満月2

 与謝蕪村が、菜の花が咲く春の夕暮れ時、沈む夕日と昇ってくる満月の情景を詠みました。
「菜の花や月は東に日は西に」
 菜の花畑の中を、南の方向へ歩いていましたが、そろそろ日が暮れるので家に帰ろうと思い、歩く向きを変えて、再度詠みました。
「菜の花や次は東に日は西に」

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【2025/06/26 08:16 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】満月

 与謝蕪村が、菜の花が咲く春の夕暮れ時、沈む夕日と昇ってくる満月の情景を詠みました。
「菜の花や月は東に日は西に」
 数ヶ月後、夕方に温泉の露天風呂に入って、夕日と満月を眺めながら、再度詠みました。
「湯の花や月は東に日は西に」
 『湯華掻く』だと、夏の季語らしいです。

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【2025/06/25 08:14 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】大河4

 与謝蕪村が、梅雨の時期の降り続く雨の情景を詠みました。
「五月雨や大河を前に家二軒」
 その後、来年の大河ドラマの主演俳優が、戦国武将の末裔宅を訪ねる番組を見ます。先祖伝来の武具が出てきて俳優が驚く様子を見て、再度詠みました。
「五月雨や(仲野)太賀を前に家に剣」

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【2025/06/24 07:15 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】灯台

 知人に「モトクロス大会に出るから見に来て」と誘われた。
 教えられたとおり、崖の上の灯台を目印に、近くまでは着いたと思うのだが、実際の会場がどこかよく分からない。地元の人に場所を訊くと、
「それなら、あそこに見える灯台の下だよ」
 灯台モトクロス、ならぬ灯台下暗し。

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【2025/06/23 08:03 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】大河3

 与謝蕪村が、梅雨の時期の降り続く雨の情景を詠みました。
「五月雨や大河を前に家二軒」
 その後、アメリカへ旅行します。
「こことここ、昔、有名なプロゴルファーが住んでたんですよ」
「……へぇ?」
 知人に何故か案内されて、再度詠みました。
「五月雨やタイガーの前の家二軒」

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【2025/06/22 08:00 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】大河2

 与謝蕪村が、梅雨の時期の降り続く雨の情景を詠みました。
「五月雨や大河を前に家二軒」
 その後、ユーラシア大陸の寒冷な高緯度地域へ旅行します。亜寒帯に広がる針葉樹の森林地帯と、その近くにある地元住民の村の住居を見て、再度詠みました。
「五月雨やタイガを前に家二軒」

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【2025/06/21 07:59 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】大河

 与謝蕪村が、梅雨の時期の降り続く雨の情景を詠みました。
「五月雨や大河を前に家二軒」
 その後、知人宅を二ヶ所訪問してから帰宅し、ちょうど始まるのに間に合った、日曜夜20時のテレビ番組にチャンネルを合わせて、再度詠みました。
「五月雨や大河(ドラマ)の前に家二軒」

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【2025/06/20 07:56 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】再三

 テストで、『再三再四』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
 解答欄に「何か新しいことをしようと提案すると、『それは採算が取れない』と何度も何度も突き返される」と書いて提出すると、赤ペンで「どこに何を提案してるんです……?」と書き込まれて返ってきた。

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【2025/06/19 07:55 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】四苦

 テストで、『四苦八苦』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
 解答欄に「ライフハック動画を見ながらシーツを敷くけど、全然うまくできなくて大変」と書いて提出すると、赤ペンで「それは役立つので、頑張ってぜひマスターしてください」と書き込まれて返ってきた。

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【2025/06/18 06:26 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】一衣

 テストで、『一衣帯水』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
 解答欄に「耐水性の青のボールペン何本かで川みたいな細長い線を描き、一番水に強いのはどれかテストしてみる」と書いて提出すると、赤ペンで「一位耐水、ということですね」と書き込まれて返ってきた。

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【2025/06/17 06:32 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】正大

 テストで、『公明正大』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
 解答欄に「みんなで諸葛孔明になりきるコスプレイベントを盛大に開く」と書いて提出すると、赤ペンで「参加条件がかなり厳しいので、せめて三国志全般に拡げませんか……?」と書き込まれて返ってきた。

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【2025/06/16 06:31 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】回転

 ガリレオ・ガリレイは、地球が太陽の周囲を回転する地動説を唱えたことで、宗教裁判にかけられました。有罪判決後に呟きます。
「それでも、地球はまわる。まーわるーよ、時代ーはまわるー、喜び悲しみくりかえーしー」
 途中から朗々と歌い上げ、
「うるさい!」
と怒られました。

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【2025/06/15 09:13 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】要望2

 アレクサンドロス大王が、屋外で座っている哲学者ディオゲネスの前に立って尋ねた。
「何か要望はあるか」
「では、日光浴中なので、日を遮らんでいただけるかな」
「これは失礼」
 立ち位置を変える大王。
「あと、雲も邪魔なので太陽の前からどけていただけるかな」
「それは無理」

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【2025/06/14 07:41 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】要望

 アレクサンドロス大王が、屋外で座っている哲学者ディオゲネスの前に立って尋ねた。
「何か要望はあるか」
「では、日光浴中なので、日を遮らんでいただけるかな」
「これは失礼」
 立ち位置を変える大王。
「あと、太陽の高度をもう少しだけ高くしていただけるかな」
「それは無理」

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【2025/06/13 06:45 】 | 小話 | コメント(0)
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