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【小話】期日

 姫の誕生を祝うパーティーに、3人の仙女が招待されました。しかし、実は国内には仙女がもう一人いたのです。無視された仙女は立腹。
 当日闖入して姫を呪おうと思いましたが、招待状がないため正確な期日が判らず、城に着いたのはパーティー翌日でした。一日間違えたようです。

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【2019/05/14 21:55 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】登塔

 国王夫妻が不在の日。城中を探検していた姫は、初めて登った塔で、知らない老女に会いました。
「お婆さん、こんなところで何をしているの?」
「い、糸巻きだよ」
 動揺を隠して、老女は答えます。
(まさか、外壁をよじ登ってくるとは思わんわ……)
 姫はボルダリング女子でした。

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【2019/05/12 11:34 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】年齢

 国王夫妻が不在の日。城中を探検していた姫は、初めて登った塔で、知らない老女に会いました。
「お婆さん、こんなところで何をしているの?」
「糸巻きだよ。姫もやってごらん。15歳なら、難しくないさ」
「私、まだ14よ?」
 老女は無言になりました。一年間違えたようです。

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【2019/05/11 11:54 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】刺々

 15歳の誕生日に、姫は糸巻きの紡錘で指を刺して、百年の眠りについてしまいました。
 仙女は、国王夫妻や使用人たちも一緒に眠らせると、百年間は誰も入ってこられぬよう、城の周囲をトゲトゲしたサボテンで囲みます。
 それで、姫は“サボテン姫”と呼ばれるようになりました。

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【2019/05/10 21:52 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】出没

 小学校から、「熊出没注意」のメールが来た。市内で熊が目撃されたらしい。何となく、脳内でメロディが流れる。
「くーまが出ーたー、くーまが出ーたー、どーこーにー出たー、やーまに出ーたー、さーとに出ーたー、野ーにーもー出たー」
 終了後、(何やってんだ自分)と思った。

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【2019/05/09 19:50 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】蟒蛇

 砂漠に不時着した飛行士が描いた絵を王子に見せると、王子はすぐ『ゾウを飲み込んだウワバミ』の絵だと見抜きました。そして、びっくりしたように言います。
「このゾウ、真っ赤だよ!」
「真っ赤?」
「うん、中にゾウがいるのに、ウワバミがお酒をたらふく飲んじゃったから!」

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【2019/05/08 20:48 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】点灯

 王子が訪ねた星では、点灯夫が街灯を絶えず点けたり消したりしていました。星の自転が速くなってしまったため、寝る暇もありません。
「明るさセンサーで自動的に街灯をオンオフしたら、休めるんじゃないの?」
「良い考えだがね、そのシステムを作って設置する暇もないんだよ」

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【2019/05/07 21:56 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】太陽

 北風がビューッと息を吹きかけましたが、旅人は服が飛ばないように押さえつけ、脱がせることができません。
「僕ならこうするよ」
と太陽は笑って、旅人に火矢を放ちました。
「あち、あちっ」
 マントが炎上し、旅人は慌てて脱ぎます。
「俺より酷い……」
 北風はドン引きしました。

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【2019/05/06 09:55 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】褒美

 手が滑って川に斧を落としてしまった樵が困っていると、水中から女神が現れて言いました。
「あなたが落としたのは、この金の斧ですか」
「いいえ、普通の斧です」
「正直者ですね。そんなあなたに、“人を愛する温かい心”をあげましょう」
「私はブリキではないので持ってます」

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【2019/05/05 21:54 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】洗髪2
「どこか、痒いところはございませんか?」
 美容院にて。シャンプー中の美容師が、客に質問した。客は言う。
「……ありませんので、先に続きをどうぞ」
「はい、有難うございます」
 応える美容師。そのまま、何事もなかったかのように、美容師は自身の頭のシャンプーを継続した。

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【2019/05/04 09:01 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】洗髪
「どこか、痒いところはございませんか?」
 美容院にて。シャンプー中の美容師が、客に質問した。客は言う。
「右の脇腹が、ちょっと痒いです」
 応える美容師。
「そこは、ご自分でお掻きになってください」
「はい」
 そのまま、何事もなかったかのように、シャンプーは継続された。

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【2019/05/03 10:32 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】帰還
「やっぱりおうちが一番!」
 ドロシーは魔法の靴の踵を三回鳴らし、呪文を唱えて、オズの国から大好きなおじさんおばさんの住むカンザスへと帰ってきます。
 しかし、「親方! 空から女の子が!」状態で空から落下してきたため、受け止めたおじさんが腰を痛めそうになりました。

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【2019/05/02 20:29 】 | 小話 | コメント(0)
2019年4月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1550
ナイス数:518

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【2019/05/01 11:30 】 | 本関係 | コメント(0)
【小話】願事19
「温かい心が欲しいのです」
 愛する気持ちを取り戻したいブリキの樵は、オズ大王に頼みました。オズ大王は樵の胸部を開くと、絹袋におがくずを詰めたハート型クッションを中に入れます。
 絹には刺繍で『松岡修造』の文字。樵は、温かいを通り越して熱い心の持ち主になりました。

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【2019/05/01 11:27 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】願事18
「脳みそが欲しいのです」
 賢くなりたい案山子は、オズ大王に頼みました。オズ大王は、籾殻に針やピンを混ぜた物を、案山子の頭の中に詰めます。案山子は大喜び。
「やあ、これでCTやMRIを撮っても、ちゃんと脳が写るんですね」
「針とピンが金属だから、MRIはやめとけ」

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【2019/04/30 15:28 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】願事17
「勇気が欲しいのです」
 臆病なライオンは、オズ大王に頼みました。そこでオズ大王は、工場で粉をこねて顔がついたアンパンを焼き、
「お食べよ!」
とライオンに食べさせます。結果、ライオンは、ドロシーや案山子やブリキの樵だけでなく、新たに愛や勇気とも友達になりました。

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【2019/04/29 20:46 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】方法

 南の良い魔女グリンダは、東の魔女の靴を履いたドロシーに、カンザスへの帰り方を教えてくれました。
「まず、靴の踵を三回鳴らします」
「はい」
「それから、『雨に唄えば』のタップダンスを踊ります」
「……え?」
 いきなり要求が超難度です。元所有者の東の魔女は踊れたのか。

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【2019/04/28 22:25 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】気球
「今後は、賢い案山子を王にしなさい」
 オズ大王が乗った気球は、空へ空へ昇っていきます。案山子は手近な弓兵に、縄を結んだ矢で気球の籠を射抜かせ、引き留めました。
「まだ脳みそを貰ってないので逃げないでください」
「温かい心も」
「勇気も」
「私はカンザスに帰りたいわ」

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【2019/04/27 20:23 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】願事16
「温かい心が欲しいのです」
 愛する気持ちを取り戻したいブリキの樵は、オズ大王に頼みました。オズ大王は何かを思いつきます。
「ほらアレじゃ、シュークリームみたいな形の菓子で、中にチョコレートが入っとる……」
「私の胸部に、明治のポポロンを入れてもらっても困ります」

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【2019/04/26 21:22 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】願事15
「温かい心が欲しいのです」
 愛する気持ちを取り戻したいブリキの樵は、オズ大王に頼みました。オズ大王は何かを思いつきます。
「ほらアレじゃ、大木のうろに住んどって、女の子が腹の上でぼよーんと」
「トトロですね。ロしか合ってませんが確かにそれは欲しいです」
 温かそう。

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【2019/04/25 19:21 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】願事14
「温かい心が欲しいのです」
 愛する気持ちを取り戻したいブリキの樵は、オズ大王に頼みました。オズ大王は何かを思いつきます。
「アンティーク家具とかであるじゃろ、ほら、バロックとか……」
「家具?」
 樵はしばし悩み、
「……ロココ! 分かりにくいボケはやめてください!」

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【2019/04/24 19:14 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】願事13
「脳みそが欲しいのです」
 賢くなりたい案山子は、オズ大王に頼みました。オズ大王は何かを思いつきます。
「では頭の中に、ネズミの脳を積層加工した奴を」
「光子帆船で宇宙旅行はしたくないです」
 コードウェイナー・スミス『青をこころに、一、二と数えよ』読み返してきます。

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【2019/04/23 19:13 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】願事12
「おじさんおばさんのいるカンザスに帰りたいの」
 竜巻で家ごと飛ばされてオズの国に来たドロシーは、オズ大王に頼みました。
「お前さんにこれをやろう」
 オズ大王は、カンタス航空のチケットをドロシーに渡します。
「KansasとQantasは全然違うわ!」
 怒られました。

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【2019/04/22 18:11 】 | 小話 | コメント(0)
班長日記21
・4/1(月)
 会費領収書準備。

・4/3(水) 19:00~@担い手センター
 役員・班長会
 - ドッジボール大会参加者追加募集 4/5(金)までに会長に報告
 - 活動計画・名簿・会費 4/12(金)までに会長に提出
 班員各戸にドッジ追加募集をメール

・4/6(土)
 追加募集希望者なし、会長にメール
 活動計画、名簿(新クラス以外)記入
 会長よりドッジ人数集まらず参加辞退の連絡
 班員の参加希望者に辞退連絡

・4/7(日) 10:00~
 会費徴収(1軒不在事前連絡あり)、新クラス把握
 活動計画・名簿・会費(1軒立替)を会長に提出

・4/9(火)~19(金)
 登校班立ち合い

・4/10(水)
 会費(立替分)受け取り

・4/12(金)
 副会長より、ドッジ参加辞退の連絡書類配布依頼

・4/13(土)
 ドッジ参加辞退書類を各戸に投函

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【2019/04/21 15:36 】 | 日記 | コメント(0)
【小話】願事11
「脳みそが欲しいのです」
 賢くなりたい案山子は、オズ大王に頼みました。オズ大王は何かを思いつきます。
「では頭の中に、頭脳パンを入れるかの」
「オズの国で、頭脳パン売ってるんですか?」
 関東に住んでた頃に割とよく見かけたような気がしますが、食べたことはありません。

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【2019/04/21 10:23 】 | 小話 | コメント(0)
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