忍者ブログ
【小話】縦笛

 朝、母が歯磨きしているとき、隣室の小3娘が、リコーダーの練習を始めた。今年度から習い始めたため、まだ息の遣い方が不安定で、音がヒョロヒョロしている。
 たまたま同室にいて聞いていた父が、一言。
「みーちゃん。蛇使いってのがいてね」
 歯磨き吹くかと思ったじゃないか。

拍手[0回]

PR
【2018/08/15 08:01 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】手毬

 チューリップハットにヨレヨレ袴姿の探偵が、老婆に、村に伝わる手毬唄を聞かされた。
「うちの殿様、狩りが好き! 酒も好き好き女好き! 特に好きなの女だよ! オーイェー!」
「……随分とノリのいい手毬唄ですね」
 毬をつく手さばきも、とても老婆とは思えないスピードだ。

拍手[0回]

【2018/08/14 21:00 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】中身

 帽子と丸々太ったガチョウを拾った守衛から、帽子を預かった探偵。
「傷みそうだったからね。今頃ガチョウは料理中さ」
 友人の医師に語っていると、守衛が飛び込んできた。
「ガチョウの中からコレが!」
 医師と探偵は驚いた。
「錫の兵隊!」
「アンデルセンのあの話は魚だろう?」

拍手[0回]

【2018/08/13 19:59 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】帽子

 帽子と丸々太ったガチョウを拾った守衛から、帽子を預かった探偵。
「帽子の持ち主を推理してみないか」
と、訪ねてきた友人の医師に持ちかけた。
「帽子と、丸々太ったガチョウか……」
 考える医師。
「そのガチョウが被っていたんじゃないのか?」
「ご名答」
 巨大ガチョウだった。

拍手[0回]

【2018/08/12 17:57 】 | 小話 | コメント(0)
班長日記13
・7/30(月)~8/3(金)
 6:30~ ラジオ体操。

・7/31(金)
 10:30~ 小学校プール当番。

・8/4(土)
 会長よりTEL。6班の地域に転入してきたお宅あり。
 5(日)に会長が挨拶に行くとのこと。
(私は不在のため、同行できず)
 登校班の集合場所などの伝達をお願いする。

・8/12(日)
 会長よりメール。転入してきたお宅の連絡先を教わる。
 登校班長のお宅に、1名増えることを連絡。
 集団登校案内書類を再作成。
 ,始業式までに印刷・配布

拍手[0回]

【2018/08/12 14:01 】 | 本関係 | コメント(0)
2018年7月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:408
ナイス数:370


拍手[0回]

【2018/08/11 23:55 】 | 本関係 | コメント(0)
【小話】樹木

 チューリップハットにヨレヨレ袴姿の探偵が、山の上の寺の境内に入ると、和尚が言いました。
「キ違いじゃが仕方がない」
 和尚の視線の先、境内の梅の木に、星や銀色のボール、ベル型の飾り、天使の人形などが大量に吊るされています。それは確かに木が違う。通常もみの木です。

拍手[0回]

【2018/08/11 22:01 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】紅玉

 帽子と丸々太ったガチョウを拾った守衛から、帽子を預かった探偵。
「傷みそうだったからね。今頃ガチョウは料理中さ」
 友人の医師に語っていると、守衛が飛び込んできた。
「ガチョウの中からコレが!」
 医師と探偵は驚いた。
「紅玉か!」
「リンゴを丸飲みとは、凄いガチョウだ」

拍手[0回]

【2018/08/10 18:59 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】変身

 ある朝目覚めると、布団の中で巨大な虫になっていた。ミンミンゼミだ。
 どういうわけでこんな事態が起きたのか分からないが、とりあえず壁に止まってミーンミンミンと鳴いていたところ、室内を見もせずドア越しに
「お兄ちゃん、うるさい!」
と妹に怒られた。お兄ちゃん悲しい。

拍手[0回]

【2018/08/09 23:58 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】山月2

 叢に身を隠した虎は、旧友である役人に語る。
「俺は仕事で旅行中のある夜、突然山野へと駆け出し、気づくと体が虎になっていたのだ」
 そして頼む。
「その後、『転生したら虎だった件』というタイトルで小説を書いたので、都に持ち帰って代わりに投稿してほしい」
「めげないな」

拍手[0回]

【2018/08/08 08:57 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】山月

 役人一行が夜道を旅していると、叢から虎が飛び出した。役人を襲おうとした虎は、慌てて叢へ戻る。
「ああ危なかった」
「その声は、我が友!」
 驚く役人。
「何故そんな姿に?」
「実は……千年前に虎が溺れたという悲劇的伝説がある泉に、落ちてしまい」
「『らんま1/2』かよ」

拍手[0回]

【2018/08/07 21:56 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】姉妹

 チューリップハットにヨレヨレ袴姿の探偵が、病死した友人に頼まれて、友人の故郷の島へと向かいました。訪れた友人の家で、三姉妹に対面します。
「結花です」
「由真です」
「唯です」
 スケバン刑事の風間三姉妹ならば、殺されそうになってもきっと返り討ちにできると思います。

拍手[0回]

【2018/08/06 21:55 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】虎皮2

 中国の異類婚姻譚。とある男が旅先で、客の少ない宿に泊まりました。虎がよく出るらしいのです。夜、実際に宿に虎が入ってくると、皮を脱ぎ、中から美女が現れました。
「私、脱いでもすごいんです」
 そして、昔のエステティックサロンのCMのような台詞を言ったりはしません。

拍手[0回]

【2018/08/05 14:54 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】虎皮

 旅先で宿に泊まった男。夜、宿に現れた虎が皮を脱いだら中から美女が現れたので、合意の上で嫁として連れ帰った、という中国の話があります。
 以後、夫は他人を説得する際
「ウチの嫁が言うんだから間違いない!」
と、虎の威を借るようになりました。というのは途中から嘘です。

拍手[0回]

【2018/08/04 21:53 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】開胸

 ラジオ体操の番組が始まると、毎朝まず歌が流れる。
「ラジオーのー声にー、健やーかなー胸をー、この香ーる風ーに開ーけよ、それ一、二、三」
 ラジオ体操会場に来ていた正義のスーパーロボットが、胸部装甲を開いてミサイルを発射したため、周囲の参加者たちは大騒ぎになった。

拍手[0回]

【2018/08/03 23:52 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】情報

 熊の目撃情報です。8月2日(木)の午後3時頃、○○市の山林を一人で歩いていた女の子が、成獣1頭に遭遇しました。熊は
「お嬢さん、お逃げなさい」
と声をかけたのち、女の子が逃げると後からついてきたそうです。
 山林に入る際は、熊鈴を準備するなど、充分注意しましょう。

拍手[0回]

【2018/08/02 20:51 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】体操

 ラジオ体操している近所のご一家。二歳くらいの男の子はトコトコ歩いてどこかへ行こうとし、お母さんに連れ戻される。可愛い。
 幼稚園児の女の子はまだ体操の動きがわからず、二人羽織みたいに、お父さんが後ろから手を動かしている。とても可愛い。
 ところで体操って何だっけ。

拍手[0回]

【2018/08/01 21:50 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】七夕

 娘が小学校で借りてきた、七夕にまつわる童話。織姫が、
「どんなに頑張って機を織っても、彦星に会えるのは一年に一度だけ。と思うと、心の糸が切れた」
と仕事を投げ出した。
 やはりそこは成果に応じて、一年に二回とか三回とか会う機会を増やすべきか(そういう話ではない)。

拍手[0回]

【2018/07/31 22:09 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】元気

 娘が夏休みになり、毎朝ラジオ体操に行って出席カードにスタンプを貰う。カードを見ると「あつさにまける げんきなからだ」と書いてあった。
 ん? と思って二度見すると、「あつさにまけるな げんきなからだ」だった。全部平仮名は読みにくい。そして、母は暑さに負けたい。

拍手[0回]

【2018/07/30 21:57 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】豚骨

 近所のスーパーに行くと、新商品『ばりよか豚骨ラーメン』が山積みされていた。ポップを見た娘が言う。
「ばかよりラーメン?」
 入れ替わってるぞ。福岡出身の母は「ばりよか」(とても良い)を当たり前に理解できるが、娘は「ば」と「か」が目に入って「バカ」になったらしい。

拍手[0回]

【2018/07/29 20:01 】 | 小話 | コメント(0)
班長日記12
・7/21(土)
 ラジオ体操のお知らせ印刷。

・7/22(日)
 ラジオ体操のお知らせ配布。

・7/26(木)~
 6:30 ラジオ体操。
 土日休み、雨天中止、8/3(金)まで。


 7/31(金) 10:30~ 小学校プール当番

拍手[0回]

【2018/07/29 09:44 】 | 日記 | コメント(0)
【小話】買取

 男が歩いていると、子供たちが鮭を苛めている現場に遭遇しました。
「これこれ、そんな意味のないことはしたらいかん。銭をかわりにやるから、その鮭を俺に売ってくれ」
 子供たちから鮭を買い取った男は、家へと連れて帰ります。そしてその日の夕飯で、美味しくいただきました。

拍手[0回]

【2018/07/28 15:48 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】恩返

 浦島太郎は、子供たちが亀を苛めている現場に遭遇しました。可哀想に思って助けてやると、亀は礼を述べて海へ帰ります。
(あれ、竜宮城は……?)
 内心、首を傾げる太郎。
 後日、太郎の家を、背が低目でガッチリ体型、首と手足が太短い、要するに亀っぽい美女が訪ねてきました。

拍手[0回]

【2018/07/27 22:46 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】女房4

 人間の男が人外の嫁を貰う日本昔話は、鶴女房、蛇女房、蛙女房、蛤女房など多々あります。
 ふと思い付きで『馬女房』と検索したところ、『女房馬』なる妖怪がヒットしました。「やや馬面しているが美しい女がきて、おしかけ女房になった」という説明文に、どんな顔か悩みます。

拍手[0回]

【2018/07/26 22:45 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】女房3

 男が歩いていて、蛇が蛙を襲っている現場に遭遇しました。
(もし蛙を助けた場合、押し掛け女房になっても困るしなー)
 何もせずその場を立ち去りましたが、数日後。
「先日は、邪魔をしないでくれて有難う。おかげで助かりました」
 人間の女に変身した蛇が、押し掛けてきました。

拍手[0回]

【2018/07/25 23:44 】 | 小話 | コメント(0)
| ホーム | 次ページ>>