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【感想】ライオンと魔女
ライオンと魔女 C.S.ルイス『ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり1』(岩波書店)。ファンタジーの古典で近年映画化されたが、映画も未見で全く内容を知らず。単行本版全7巻セットを結婚祝いで2009年に貰ったものの、引越し続きで押入れ内行方不明になり(汗)、ようやく発掘した。
 小学3、4年以上対象の本を三十路過ぎて初めて読み、「これはやはり、小中学生で読んだほうが楽しかったろうな」と思っていたら、最終巻で考えを改める。流石、ファンタジーの古典と言われるだけのことはある。

 原題"The Lion, the Witch and the Wardrobe"、即ち『ライオンと魔女と衣装箪笥』。第二次大戦中、ロンドンから田舎の古い屋敷に疎開したピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィの四兄妹が衣装箪笥を通って、白い魔女の支配下で百年の冬が続く異世界ナルニアに行く物語。
 ある雨の日、末っ子ルーシィが一人で衣装箪笥の向こうに迷い込む。帰還後すぐに兄姉に話して箪笥を見せたが、そのときは単なる箪笥で、話を信じて貰えない。
 次の雨の日、今度はルーシィと次男エドマンドがナルニアに行くが、彼は妹に意地悪したいがため、兄姉の前ではナルニアを否定する。
 そして、ついに四人がナルニアへと誘われる。

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【2012/05/11 00:20 】 | 感想ファンタジー | コメント(0)
【感想】指輪物語
 大学4年の時、海外留学する先輩からJ・R・R・トールキン『指輪物語』(評論社)を頂いた。旧版の文庫本で、「旅の仲間 上下」「二つの塔 上下」「王の帰還 上下」の全6冊。表紙は全部ガンダルフ。
 実は私、新版の文庫本を1冊だけ持っている。予備校時代、お世話になっていた国語の先生に「『指輪物語』を読んでみたい」というような話をしたところ、何かの機会に下さったのだ。しかし……「旅の仲間 上2」(汗)。全9冊のうちの2冊目。1冊目がどうにも見つからなかったそうで……。いきなり2を読んで理解できる筈もないので、有難く頂いたものの手をつけず、未だにそのまま放置されている。その後、旧版で全部読んじゃったしねぇ。

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【2003/12/17 22:21 】 | 感想ファンタジー | コメント(0)
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