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【感想】「黄泉の国」の考古学
「黄泉の国」の考古学  辰巳和弘『「黄泉の国」の考古学』(講談社現代親書)。

 考古学というのは墓と葬送儀礼、つまり古代人の他界観(死後の世界をどのように捉えていたか)を理解することに尽きる、と思っている私にとって、このタイトルはツボです(取り上げる本に脈絡がなくてすみません(^^;)。おまけに、表紙が珍敷塚(めずらしづか)古墳壁画! 装飾古墳好きの私にとってこの本はツボ以外の何物でもありません。

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【2002/03/05 21:45 】 | 感想学術 | コメント(0)
【感想】ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界
ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界  阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界』(ちくま文庫)。

 ドイツの小さな市ハーメルンから、市が鼠取り男に報酬を支払わなかった報復として、笛の音に誘われた130人もの子供たちが姿を消した〈ハーメルンの鼠捕り男〉伝説。
 しかし伝説の初期の段階では、ハーメルンに現れたのは〈笛吹き男〉であって、決して〈鼠捕り男〉ではなかった。
 1284年6月26日、ハーメルンでは一体何が起きたのか、そしてなぜ伝説は変貌していったのか?

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【2000/08/28 23:15 】 | 感想学術 | コメント(0)
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