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【感想】酸素は鏡に映らない
 border= 上遠野浩平『酸素は鏡に映らない』(講談社ミステリーランド)、読後の第一声。

 電撃文庫から出せよ。

 私には、面白かったさ。でも、どう考えたって『ブギーポップ』シリーズ(電撃文庫)の外伝以外の何物でもないじゃないか(汗)。



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【2007/06/19 21:00 】 | 感想上遠野浩平 | コメント(0)
【感想】禁涙境事件
禁涙境事件 上遠野浩平『禁涙境事件 some tragedies of no-tear land』(講談社ノベルス)。帯には“仮面の戦地調停士の過去がついに明かされる――!?”と書いてある。探偵役の過去は、ミステリの売りじゃないだろ(汗)。とはいえ、私もED(エド)の過去には興味津々だったので、期待して読んだのだが……確かに子供時代のエピソードはあったが、この程度で「明かされる」なんてのは誇大広告だっ。
 それはさておき。


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【2005/02/26 21:00 】 | 感想上遠野浩平 | コメント(0)
【感想】ソウルドロップの幽体研究
ソウルドロップの幽体研究 上遠野浩平『ソウルドロップの幽体研究』(祥伝社)を読んで、最初に思ったこと。

「則夫! 久美子! お前ら“相続放棄”っつー言葉を知らんのか!?」

 登場人物の相良則夫は三年前から家出中だったが、両親が交通事故死。知らぬ間に両親が作った借金が、いきなり彼の上に降ってきた。則夫と恋人の沢代久美子は、12億もの負債を抱えて右往左往していたのだが。
 ……家庭裁判所に“相続放棄”を申し立てれば、プラスの財産も手に入らないけど、借金もチャラだよ。債務の存在を知ってから三ヶ月以内に申告、という期限付きだが。二人ともまだ若いから知らなくても不思議じゃないけど、周囲の誰か教えてやれよ(汗)。



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【2004/09/19 21:00 】 | 感想上遠野浩平 | コメント(0)
【感想】海賊島事件
海賊島事件  上遠野浩平『海賊島事件』(講談社ノベルス)は、魔法がごく普通に使われる世界で起きた犯罪を解明する、〈ファンタジー+ミステリ〉の第3弾。なのだが……。

 〈事件〉シリーズ1作目『殺竜事件』(感想)は、知力・魔力ともに人間には及びもつかない存在である筈の竜が、密室状況で殺された事件の謎を解くため、〈戦地調停士〉EDが“容疑者”たちを訪ねて世界中を旅して回る話。
 2作目『紫骸城事件』は、外界から切り離され孤立した紫骸城の中で、集まった魔導師たちが次々と殺されていく事件を、〈戦地調停士〉ミラル・キラルが解決する話である。ミラル・キラルの場合、解決ついでに騒動をデカくしている気もするが。


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【2003/12/18 21:00 】 | 感想上遠野浩平 | コメント(0)
【感想】殺竜事件
殺竜事件  上遠野浩平『殺竜事件』(講談社ノベルス)。

 そこに住む竜の権威によって独立を守る都市、ロミアザルス。
 しかし、その竜が殺された! 誰に、如何にして、そして何ゆえに?
 謎に立ち向かうは、弁舌と謀略で歴史の流れを押え込む〈戦地調停士〉……エドワース・シーズワークス・マークウィッスル。

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【2000/08/03 19:00 】 | 感想上遠野浩平 | コメント(0)
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