忍者ブログ
【小話】杉子
 茸山の奥、筍里の手前に1987年に開村した杉の子村だったが、わずか一年で廃村と決まってしまった。村最後の日の式典、村民たちは全員で、涙を流しながら『蛍の光』を歌う。
「いつーしかとしーも、すぎーのこをー、あけーてぞけさーは、わかーれゆーくー」
 ちょっと違うぞ。


拍手[0回]

PR
【2014/01/22 04:42 】 | 小話 | コメント(0)
<<2013年の読書メーター | ホーム | 【小話】茸筍2>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>