忍者ブログ
【小話】約束
 天帝は彦星と織姫に、真面目に働いたら逢ってもよい、と約束しました。でも、一年でたった一日だけ。
「生産量を増やしたら、その分、逢える日を増やしてくださいますか?」
「うむ、良かろう」
 天の川の両岸で、耕運機と動力織機が導入され、二人は毎月逢えるようになりました。


拍手[0回]

PR
【2014/07/02 06:37 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】短冊 | ホーム | 【小話】激怒>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>