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【小話】故事3
 多岐亡羊。
 羊が一匹逃げ出し、分岐の多い道のどこかに迷い込んだ。捕まえようと追いかけるも、分岐が一つ、分岐が二つ、と数えるうち眠くなってしまった。
 寝て起きたら前後の事情をすっかり忘れてしまい、自分の現在地も分からないことの喩え。
 というのは、もちろん嘘である。


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【2015/01/06 00:04 】 | 小話 | コメント(0)
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