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【小話】次郎
 川で拾った桃から生まれた元気な男の子を、お爺さんお婆さんは桃次郎と名付けました。成長した彼は、
「どうして僕は次郎なんですか」
と尋ねます。
「実は、お前の前に桃太郎がおったんじゃが、鬼退治に出かけたまま、帰って来ないんじゃ……」
 将来が不安になった桃次郎でした。


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【2015/04/26 07:34 】 | 小話 | コメント(0)
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