忍者ブログ
【小話】貸借
 番町と播州のお菊が、愚痴トークで盛り上がった。
「皿が一枚足りないくらいで手打ちにする上司が、あちこちいるの問題よねぇ」
「毎晩数えても必ず足りないの、凹むわー」
「皿、貸し借りしない?」
「いいわね!」
 交替で、貸し手は八枚まで数え、借り手は安眠することになった。


拍手[0回]

PR
【2015/09/23 00:02 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】赤靴 | ホーム | 【小話】王女>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>