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【小話】栗木2
「大きな栗の、『木下』です」
 栗の木が自己紹介してきた。
「あなたと私、仲良く遊びましょう」
 木の下の地面に、オセロ盤が準備されていた。しかし、私は出勤途中の通りすがりだったので断る。栗の木はあっさり諦めると、別の通行人に声をかけた。
「大きな栗の、『木下』です」


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【2015/10/04 07:28 】 | 小話 | コメント(0)
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