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【小話】刃傷
 京都からの大事な訪問客を接待する担当者が、訪問当日に突然、
「この間の恨み、忘れたか!」
と叫んだ。刃物を振り回して斬りかかろうとするので、周囲の人々が、後ろから羽交い締めにして取り押さえる。
「落ち着け! 電柱だ!」
 接待役が斬りつけようとした相手は電柱だった。


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【2015/12/16 07:09 】 | 小話 | コメント(0)
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