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2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:5777ページ
ナイス数:242ナイス


高橋さんが聞いている。 (1) (ガンガンコミックスJOKER)高橋さんが聞いている。 (1) (ガンガンコミックスJOKER)感想
後輩所有。高校生アイドル高橋エナの趣味は盗み聞き。お気に入りは、クラス委員長の奈良と御影の男子二人の会話。初回のごんぎつねから衝撃、どうしてそんな展開になるの(笑)。卓球回が大好きだ。送りバントの堅実な判断。割箸の友達選べ。学業成績は奈良のほうが良いらしいが、それ以外は御影のが有能そう。運動神経とか画力とか。花子さんの時代終わってた。ドナドナの絵(笑)。絵日記回の挨拶文のバリエーション、宿題に関しては奈良のほうが強そうだな。最後のお祭り回、エナの親友さややちゃんはいい子だー。絵は男子も女子もみんな可愛い。
読了日:6月5日 著者:北欧ゆう

ギフト (西のはての年代記 (1))ギフト (西のはての年代記 (1))感想
再読、全3巻の1。〈西のはて〉の高地では、血筋に伝わる能力=ギフトを持つ領主らが領民を支配し、他の領主と戦って自領を護る。カスプロマントの領主の息子オレックは、強すぎる力を持つとして、目を父に封印された。幼時は無邪気に強い力に憧れるが、力には責任も伴う。力を持つことを期待される一族故の、父子それぞれの苦悩。ダネットへの襲撃での父母の出逢いと、オレックの「一年間、きみをながめている」の場面が好き。オレックとグライには他所での未来があるが、いずれ高地のギフトは途絶えそうな気がする。カランテージズが見たかった。
読了日:6月5日 著者:アーシュラ・K・ル=グウィン

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
ポアロ初登場の著者デビュー作。ポアロ好きだが、ベルギー人の彼が英国に住む理由を気にしたことがなかった。第一次大戦中の亡命だったのか! この事件でヘイスティングズと知り合ったと思っていたが、既に旧友だった。戦時中、親戚の住むスタイルズ荘に滞在するヘイスティングズ。偶然ポアロと再会した翌日、スタイルズ荘で事件が。細かいネタでは推理が当たった箇所もあるけれど、大筋ではやっぱり騙された。メイントリックは、元々知識ないと推理できないと思う。ポアロ最終登場作『カーテン』も一緒に買ったので、少し日にちを開けて読む予定。
読了日:6月5日 著者:アガサ・クリスティー

ヴォイス (西のはての年代記 2)ヴォイス (西のはての年代記 2)感想
再読。ガルヴァ館のメマーは、都市国家アンサルがオルド人に侵略された際、母が兵士に強姦されて生まれた娘。市では名家の血筋だが、市全体が敵に支配され自由はない。オルド人は焚書し所有者を殺す。復讐を心に誓いつつメマーが成長したある晩春、市に詩人オレックと妻グライがやってくる。暴力で敵を殺戮し追い払えれば、一時的に溜飲は下がるだろうが、そう単純にはいかない。オルド人も個人として向き合えば、血の流れる人間だ。「自由をもつには自由を与えよ! 解放されるために解放せよ!」本に没頭し過ぎて引っぺがされるオレックが好きだ。
読了日:6月7日 著者:アーシュラ・K・ル=グウィン

パワー (西のはての年代記 3)パワー (西のはての年代記 3)感想
再読、最終巻。ガヴィアは、都市国家エトラのアルカ館の少年奴隷。姉と自分の境遇に疑問を持たず育つが、ある事件を契機に館から逃亡する。日頃どれだけ好待遇でも、奴隷の最終的な生殺与奪は主人の手の中。前2作は舞台が動かないが、ガヴィアは各地を旅して様々な人と出会う。〈奴隷として生きることは気楽だ。〉悪くない奴隷制はありうるのか。〈自由とは、(略)ほかの選択肢があるのを知っているかどうかという問題なのだ。〉ギフトとは何か、という1巻で抱いた期待は解明されないが、3冊通すと、自由とは何か、という物語だったのだと思う。
読了日:6月8日 著者:アーシュラ・K・ル=グウィン

高橋さんが聞いている。 (2) (ガンガンコミックスJOKER)高橋さんが聞いている。 (2) (ガンガンコミックスJOKER)感想
後輩所有。1巻の加藤が再登場したり、新キャラの変態DJが登場したりして、よく解った。私、あくまで「奈良と御影の会話をエナが盗み聞きする話」が好きなのであって、その設定を崩すようなキャラは絡んでこなくていいわ。さややちゃんは邪魔しないからOKなんだけどなー。忍者回と富永先輩回が好きなのだけれど、忍者回のラストはもしや富永先輩……? オリンピックより先に滅び(笑)。私も富永先輩抱っこしたい(ただの猫好き)。クイズの世界観はおかしいが、答える奈良は本当に賢い。そして、着ぐるみ回のポゲモン博士は本当にカッコいい。
読了日:6月8日 著者:北欧ゆう

亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)感想
後輩所有。web上で2/3既読。生物教師の高橋鉄男の高校には、亜人の教師や生徒がいる。バンパイア小鳥遊ひかり、デュラハン町京子、雪女の日下部雪ら一年生3人。数学教師のサキュバス佐藤早紀絵。普通の人とは違う身体的特徴はあるが、内面はお年頃の女の子や女性で、皆それぞれに可愛い。恋愛や同級生の陰口といった普通の悩みの他に、亜人ならではの他人と共有しづらい悩み。あんまりコメディの感じはしないな。お気に入りはひかりちゃん。高橋先生が無自覚にハーレム中だ。佐藤先生、成人して一人暮らしする前は家族が大変だったろうなー。
読了日:6月9日 著者:ペトス

高橋さんが聞いている。(3) (ガンガンコミックスJOKER)高橋さんが聞いている。(3) (ガンガンコミックスJOKER)感想
後輩所有。まさかの奈良と御影の喧嘩。エナの趣味はどうなる? エナが最早、言い逃れもできない変態(笑)。DJ北神宇宙の変態度も、エナの眼中に入らないところで進化している。雪国旅行、喧嘩中なので御影との会話はないが、女子風呂を覗こうとする加藤を必死に阻止する奈良が真面目だー。この巻は、遭難シミュレーションのビッグフットと、学校にテロリスト妄想が好き。昭和回の、違う絵柄も描ける著者さまの画力が素晴らしすぎる。因みに、「タブレットって大きいスマホとは違うの!?」は私も同感……どちらも使ったことがないんだよ(汗)。
読了日:6月9日 著者:北欧ゆう

高橋さんが聞いている。(4) (ガンガンコミックスJOKER)高橋さんが聞いている。(4) (ガンガンコミックスJOKER)感想
後輩所有。表紙のエナ可愛い。表紙のメインはエナ、御影、奈良のローテーションなのかな。中表紙がエナの足(顔はない)であることに今頃気付き、思わず1巻から確認。4巻は37話のジャージ後ろ姿の足。エナたちは高2に進級、数学の教科書の盛り上がる展開(笑)。眼鏡回、多分、我が子でも本当に目の中に入れたら痛い。饅頭回、一大スペクタクル落語聞きたい。テーマパーク回も、その怒りの魔法学校を読みたい。白黒反転のエナと奈良と御影、ペン入れした絵で見たいなぁ! 奈良は肝試し怖い。親の弁当回の妄想、必ず搾取するほうの御影(笑)。
読了日:6月10日 著者:北欧ゆう

高橋さんが聞いている。(5) (ガンガンコミックスJOKER)高橋さんが聞いている。(5) (ガンガンコミックスJOKER)感想
後輩所有。中表紙は45話のアイドル衣裳の足。本編よりも、隙間ページの11歳のエナ・奈良・御影が超可愛い! 13歳の冴島Pも可愛い。ところで5巻にして今更な疑問、エナは二人と直接喋ることはあるのだろうか。委員長は立場上、用事がありそうだけど。「台車と人間なら流石に人間のほうを救うぞ!?」真っ当なツッコミだ(笑)。炎天下の野球観戦、御影はベスト脱がなくて大丈夫なのか。生徒会長選挙は意外な結果に。高橋さんが聞いていない回も。連載開始前の読み切り版、何故エナが盗み聞きするようになったのか。アイドルには趣味が必要。
読了日:6月10日 著者:北欧ゆう

始まりの場所 (海外SFノヴェルズ)始まりの場所 (海外SFノヴェルズ)感想
再読。父に捨てられ異常に束縛する母と暮らすヒューは、レジ係として働き勉学も叶わない。森の中に、常に夕暮で時の流れの遅い世界を発見し、自分だけの安息の地と思っていたが、そこでイレーナと出逢う。彼女も、現実に居場所がなかった。再婚夫に殴られる母を見捨てられない、それも束縛。夕暮の里、山の町に住む人々に危機が迫るが、人々は町を出ることが不可能。乞われた二人は、詳細不明のまま、迷宮を彷徨うような旅に出る。白い盲の化物。精神的親殺しのファンタジー、なのだけれど、閉塞感に感情移入し過ぎて自分自身の怒りが再燃してくる。
読了日:6月12日 著者:アーシュラ・K・ル・グィン

鬼灯の冷徹(21) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(21) (モーニング KC)感想
4月には読んでいたが未登録だった。表紙の妲己が豪華! 檎回、TOKIOの山口氏くらいのハブ駆除能力(笑)。夏フェス回、紛れ込むしゃれこうべと小豆とぎ。変装回、土地神も首を傾げる訳わかんないイベントが最高。ハトホルもバステトも人間形態が美人。白澤の出番はここだけかー。控訴回、「逆にいくつだと思われたいんですか?」て爆弾(笑)。シロも直球で凄い。水族館回は、私も月・木の人魚ショーが見たい。地獄太夫回、1頁目一番下のコマのお香さんが超美人! 一休禅師と地獄太夫の含みのありすぎる会話。ジャージにスウェット(笑)。
読了日:6月12日 著者:江口夏実

獄彩絵画 江口夏実「鬼灯の冷徹」カラーイラスト集獄彩絵画 江口夏実「鬼灯の冷徹」カラーイラスト集感想
眼福眼福。P.16の描きおろしマキちゃんとか、P.96、P.100の描きおろし鬼灯様とか美しいなぁ。本誌は普段目にしないから、カラーで初めて見る絵が多数。しかし、表紙絵を集めると、鬼灯様つくづく目付き悪い(笑)。漫画だと違う表情もいっぱいあるから、そんな印象なかったんだけど。単行本カバー用のチビキャラがちまちま集合しているのが可愛い。本書の表紙イラストのメイキング過程すごい。大画面で見るチュンちゃん(18巻表紙)は、紙から飛び出してきそう。しかし、大画面で12巻表紙の猫好好を見ると狂気を感じる……(笑)。
読了日:6月12日 著者:江口夏実

僕はお姫様になれない (1) (電撃コミックスNEXT)僕はお姫様になれない (1) (電撃コミックスNEXT)感想
後輩所有。女子なんだけど、貧乏なので兄のおさがり服を着ている新堂玲。クラスメイトの白馬王子は、男だと思い込んでいる玲にドキドキ。学校や教師は玲の性別把握しているだろうに、とか突っ込んじゃいけないんだな。4話目から、話のノリについていけるようになった。珍しく女の子姿をしている玲と王子がバッタリ逢って、ていうすれ違いラブコメなんだな。でも、個人的には竜宮真魚が一番可愛い。方言可愛い。シンデレラと白雪姫、人魚姫、白雪姫の魔女まではキャラがわかるが、黒衣真帆は何だろう。黒衣さんも可愛い。真魚ちゃんと仲良くなあれ。
読了日:6月13日 著者:若林稔弥

酸素は鏡に映らない (ミステリーランド)酸素は鏡に映らない (ミステリーランド)感想
再読。小5の高坂健輔が出会ったのは、正義の味方だった男と、“世界の支配者”だった。レーベル的に対象年齢低めを狙ってるようだが、少年少女が初めて読む上遠野作品がコレだったら何もわからんだろ(笑)。電撃文庫のブギー本編にガッツリ連なる、中枢の代替わり的に凄く重要なことがサラリと書いてある話。そして、再読で“エンペロイド金貨”の文字を見て叫んだ。『螺旋のエンペロイダー』の奴だ! まだ子供で、自分の無力さに落ち込むこともある健輔が、金貨を追う騒動の中で。他人は毒。だが、その毒なしに生きるはできない。酸素のように。
読了日:6月13日 著者:上遠野浩平

騎士は恋情の血を流す    The Cavalier Bleeds For The Blood騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood感想
再読。姫を守る騎士、その誤魔化しの物語。読んでいるうち、しずるさんシリーズ(の前日譚、“鬼面の騎士”事件)であることを忘れそうなくらい、MPLS対統和機構。さすがにブギーは出ないが。特殊能力を持つ葛城貴士。高校時代の同級生で、今は芸能人の七ノ輪ほのか。不敗のカリスマ・ほのかを隠れ蓑に、彼女を調査に来た〈オカリナ〉と貴士の暗闘が繰り広げられるが。もっと早く貴士が、自分のごまかしに気付いていたらどうなったろう。でも、することは結局変わらないのかも。最近〈オカリナ〉見た気がするんだが、どこだったか思い出せない。
読了日:6月13日 著者:上遠野浩平

HUNTER×HUNTER 33 (ジャンプコミックス)HUNTER×HUNTER 33 (ジャンプコミックス)感想
面白いし続き読みたいから何年でも待つけれど、作者と読者が生きている間に完結してください。できれば年に1冊くらいは出してください。週刊誌……。暗黒大陸編、本格始動。地図が広がるのはワクワクするね。蟻より危険な厄災の地。ゴンの出番は少なくて、その代わりクラピカ参入。皆の思惑が深すぎて、カンザイみたいに通訳して貰わないと意図を汲み取れない(汗)。ジンは浮動のバカ呼ばわりされているが、頭脳がないと一流ハンターになれないな。「新大陸紀行」の西も、夢が広がるなぁ。カキン王国の王位継承戦。ビスケと仲良くなる方法(笑)。
読了日:6月15日 著者:冨樫義博

ホクサイと飯さえあれば(1) (ヤンマガKCスペシャル)ホクサイと飯さえあれば(1) (ヤンマガKCスペシャル)感想
後輩所有。前に借りた『ホクサイと飯』の山田文子(ブン)は漫画家だったが、本作は大学入学で上京したばかり。新居は北千住。ブンが作った料理そのものは美味しそうに見えないが、それを食べるブンの様子は非常に美味しそう。聖杯の話がRPGみたいで、『ホクサイと飯』のネームを考えながら脱線する回を思い出す。「旬なるいちごを手に入れたくば我を倒すがよいニャアニャニャニャニャ」手強い。甘酒回「目標が出来るまでの4年間が楽しくなるんじゃない?」友達のジュンちゃん良い台詞。他に謎の友人ナギ君。牛筋カレー回のブンは聖女のようだ。
読了日:6月17日 著者:鈴木小波

ホクサイと飯さえあれば(2) (ヤンマガKCスペシャル)ホクサイと飯さえあれば(2) (ヤンマガKCスペシャル)感想
後輩所有。喫茶店でアルバイトを始めたブン。花火回、常連客の漫画家・益子寛が描いた漫画。「見てるとムズムズするんだよね」「美味しいモノを作りたくなるみたいな…」益子も言う、「オレが好きな話を誰も描いてくれないから自分で好きなモノを描こうと思ったんだよね」漫画家ブンの誕生に繋がるのか。ジュンちゃんの幼馴染で高校教師のろーちゃん(柑田川永太郎)も登場して、人間関係もちょっと複雑に。これ、ろーちゃんがブンが誰か気付いたら、どうなるんだろうなぁ。子供時代の素麺の日の思い出、ちゃんとした分だけ美味しい。一日を大切に。
読了日:6月17日 著者:鈴木小波

ホクサイと飯さえあれば(3) (ヤンマガKCスペシャル)ホクサイと飯さえあれば(3) (ヤンマガKCスペシャル)感想
後輩所有。要するに私、ブンがRPG妄想しながら食事作る話が好きなんだな。お月見回のジュンちゃんとろーちゃんはいい雰囲気。幼馴染っていいねー。銭湯の客がみんなおでんで可愛い(笑)。漫画家・益子のアシスタントを始めたブン。修羅場だ。でも料理も重要。アップルパイ「作ったことないけど作りたいです」が超いい笑顔。「絵を描きたい」と「線を引きたい」の違い。ブンは漫画だけど、小説に置き換えると何に相当するんだろう。割烹着ブンは美女だー。そして、ラストで気付いたろーちゃん。これ4巻でどういう展開になるのか、物凄い引きだ。
読了日:6月17日 著者:鈴木小波

カーテン (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)カーテン (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
ポアロ最後の事件、完全殺人者の物語。舞台は、初登場時と同じスタイルズ荘。親友ヘイスティングズに、これからここで殺人が起きる、とポアロは言う。一次大戦下のスタイルズ荘から時は流れ、ポアロは老いて病み、ヘイスティングズは妻を亡くした直後で失意の淵。ポアロ物って殺人なんだけれど、犯人さえ捕まれば他の関係者は雨降って地固まることが多く、読後は割と爽やかだった。でも本書は、犯罪とか謎解きとか抜きに、ただただ読んでいて哀しい。思えばすばらしい日々だった。残されたヘイスティングズは、この後どうやって生きていくんだろう。
読了日:6月18日 著者:アガサ・クリスティー

最新の魔法遣いとアイを識るもの (ファミ通文庫)最新の魔法遣いとアイを識るもの (ファミ通文庫)感想
第六世代AIを外部脳として駆使し、素粒子を操作する“最新の魔法遣い”雫石ミコト。皆さんの感想を読んで「どれくらいスワロウテイルなのか」という変な興味を持ち、『スワロウテイル』『θ』を1冊ずつ読んだ上で本書読了。物凄く『θ』だった。本書の独自性はどこだろう、というと、助手の神代ヒビキ視点であることと彼の情報系能力だと思うので、ヒビキがもう少しいろいろと目立てばいいのかな。ヒビキがミコトと出会って大学院をやめた経緯は、詳しく知りたかったかも。出自の違う機関が合併しても内部に派閥が残っているの、あるある(笑)。
読了日:6月19日 著者:GoDo

リトル ノア Tale of school days (カドカワBOOKS)リトル ノア Tale of school days (カドカワBOOKS)感想
後輩所有。ゲームのノベライズらしい。一流の錬金術師になるため、ニケアノス錬精学院に史上最年少で入学したノア・リトル。入学するより卒業するのが難しい学院で、弟子の落第率100%という非常に厄介な教官のもとに配属されてしまった。ノアと同級生エルシャ・ミラージュ、マシロ・オンネコ、それぞれの事情を持つ3人は、ぶつかりながら課題に立ち向かう。エルシャとマシロはゲームに出ないキャラの模様。途中の挿絵がない本(カラー口絵はゲーム版の絵)なのでノア以外は線画ラフしかないが、もふもふマシロちゃんのちゃんとした絵が見たい!
読了日:6月20日 著者:岩佐まもる

ホロー荘の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)ホロー荘の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
私はヘイスティングズが出てくるポアロ物が好きなんだ……登場しない本作は、全編、幻想的で悲劇的。アンカテル夫妻と親戚が集うホロー荘。昼食に招かれたポアロが到着すると、プール脇で倒れた男とピストルを持つ女の殺人現場に遭遇する。原題THE HOLLOW。舞台はホロー荘だが、アンカテル家は皆、一族の屋敷エインズウィックに囚われている。事件は単純なようで単純ではなく、勿論私は騙された。ポアロあまり活躍しないがミステリ云々より、真相が全て解明した後に、今から事件を受け止めるために一節割かれているその結末が素晴らしい。
読了日:6月26日 著者:アガサクリスティー


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【2016/07/02 00:39 】 | 本関係 | コメント(0)
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