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【小話】永遠
「また見つかった」
 浜辺を散歩中、夕日に向かって叫ぶ人がいた。
「何が、永遠が、海と溶け合う太陽が」
 ああランボーか。と思いつつ、後ろを通り過ぎる。
「また見つかった」
 通過した筈なのに、道がループしているのか、また同じ人が現れた。
「何が、永遠が」
 そんな永遠は嫌だ。


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【2016/07/08 08:49 】 | 小話 | コメント(0)
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