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【小話】大蕪

 お爺さんが畑に蕪の種を撒きました。
「大きな大きな蕪になれ、甘い甘い蕪になれ。そして……出会ったばかりの頃のうちの婆さんのように、色白で美しい蕪に!」
と言うと、地中の蕪の種が
「あまぁ~い!」
と叫び、
「何言ってるのかね、この人は」
と後ろでお婆さんが照れました。

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【2016/08/24 15:53 】 | 小話 | コメント(0)
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