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【小話】正論

 息子は酒浸りで働かず、亡父が遺した田を売り払ってしまった。その田に妖怪・泥田坊が夜な夜な現れ、
「田を返せ田を返せ」
と罵る。田の現所有者が言った。
「俺は正当な値で買い、きちんと耕作している。文句は自分の息子に言え」
 妖怪は息子の家に行き、
「働け働け」
と罵った。

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【2016/11/11 20:11 】 | 小話 | コメント(0)
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