読んだ本の数:9
読んだページ数:2140 ナイス数:272 ![]() 後輩所有。『ソウルイーター』、コミック表紙はカッコ良くて好きだったが、書店のお試し版を見て、白黒絵が私に合わないと思って手を出さなかったんだよね。本書は問題なく読めた。面白かった。世界中で頻発する“人体発火現象”。第二世代以降は炎を操る能力を得たが、第一世代は“焔ビト”と化してしまう。特殊消防隊は“焔ビト”を鎮魂し、現象の原因解明を目指す。主人公・森羅日下部が配属された第8小隊の中隊長、武久火縄が好み。マキさん、強くてカッコいいのに超乙女。早くも、現象を煽っているらしき敵(?)も登場して、続きが気になる。 読了日:11月08日 著者:大久保 篤 ![]() 職場本棚、再読。1834年4月13日、南米東岸のパタゴニア・ポートサンタクルツから、マゼラン海峡を経て西岸へ出て、1835年7月19日、ペルーの首都リマまで。南米南端のティエルラデルフェゴ(フェゴ諸島)に住む人々(本書に「ヤーガン族」の語は出ない)に関する記述が興味深い。アルゼンチン・パンパス地方のゴウチョたちとチリーのグアソたちの人柄の違いの解説。他に、1835年1月19日のオソルノ山噴火、2月20日の地震。3月4日にチリー・コンセプションに入ったダーウィンは、地震と津波の被害について記録。陸地の隆起。 読了日:11月09日 著者:チャールズ・ダーウィン ![]() 後輩から1~3巻を借りた。十七歳の岩永琴子は、“怪異”たちの「知恵の神」。恋人と別れたばかりの大学生・桜川九郎に積極的にアタックするが、彼は、怪異から恐れられる存在だった。まずは二人の最初の事件。そして二年半後、都市伝説「鋼人七瀬」を巡る事件が始まる。「鋼人七瀬」の語で、「ああ、原作あれか!」と思い当たった(未読)。琴子、アタックの仕方にいろいろ問題ある気はするが(笑)、ひたすら絵が可愛い。琴子を頼ってくる怪異たちも可愛い。しかし、別れた彼女・弓原紗季が、メインキャラとして出てくるとは思ってなかったなぁ。 読了日:11月15日 著者:片瀬 茶柴 ![]() 後輩から1~3巻を借りた。真倉坂市で一年前、鉄骨に潰されて死んだアイドル・七瀬かりんが亡霊となって鉄骨を振り回すという、まとめサイトまで存在する都市伝説「鋼人七瀬」。解決しに来た琴子が遭遇したのは、その市で警察官になっていた、九郎の元カノ紗季。二人の間で火花バチバチ散るの笑えるけど、コレ九郎は同席したくないよね(笑)。そして九郎も真倉坂へ。明かされる、九郎と桜川家の秘密。実際に人を襲う亡霊を倒す方法は? 原作者、かりんの出演ドラマはタイトルと曲名しか書いてなくて、あと全部漫画オリジナルってのが凄い(笑)。 読了日:11月16日 著者:片瀬 茶柴 ![]() 後輩から1~3巻を借りた。名前が九郎だから最低8人は上がいるよね、とふと思った(2巻での膳の数は十)。聞き込み手段が異常だし(笑)、事件の収束方法は異色だが、「七瀬かりんは何故死んだのか」「『鋼人七瀬』の都市伝説はどのように形成されたか」はきちんと推理していて、成程ミステリだ。「鋼人七瀬」を倒すための方法が存在することは提示されるも、具体的な構築はこれから、というところでいざ次巻(泣)。原作小説に手を出すか……でもコレ、漫画のほうが面白そうな気がするんだよな……。「出張読み切り漫画」がヒドい(褒め言葉)。 読了日:11月17日 著者:片瀬 茶柴 ![]() ギリシャ神話みたいな神々の物語を期待したが、該当するのは「ホルスとセトの戦い」「メンフィスの神学」程度? 神官が祭祀で誦する「アメン・ラー賛歌」等は、解説曰く〈神話の内容は神官たちのよく知るところであるため、神話については簡単な言及や暗示だけで充分〉〈現在のわれわれにとっては、背景となる神話が不明〉(汗)。本書は寧ろ、古代エジプト人の生活が解って面白い。父から息子へ教える処世訓が多い。「勉強して書記になれ」「ビールを飲みすぎるな」……人間変わらないね。エジプト史を知らないとキツい本だと思う。私は苦労した。 読了日:11月19日 著者: ![]() バンダースナッチとか言葉だけ知っていて、一度は読んでみたかった『スナーク狩り』をトーベ・ヤンソン絵、穂村弘訳って買わないわけにいかないでしょ! 流石はキャロル、さっぱり意味がわからない(笑)。細心の注意と指貫、ぴかぴかのフォークと希望、鉄道株と笑みとシャボン。絵も合わせて素晴らしく狂ってる。言葉遊びだらけの韻文を訳すって大変だろうが、そこに五・七の長歌形式を持ってくる穂村さん凄い。原文にはない、ラストの反歌にぞっとする。フラグ立てまくってるよねこの話。『ミヒャエル・エンデのスナーク狩り』も読んでみたいな。 読了日:11月20日 著者:ルイス・キャロル ![]() バステト様人間形態が美し過ぎて平伏したい。歌合回、女流作家二人のプロ根性が見事。エジプト回、うきうき漢さん。食べ放題回、小豆に熱狂する童子ちゃんズ可愛い。G回、1コマ目のお香さん美人。EUへの端的な電話(笑)。時間回、白澤出番少なっ。視察回、ローカル店長への処遇が最恐。結婚回、扉絵マキちゃん可愛い! 首根っこ捕まえたヘラ、日本の浮気王。茄子の結婚観と「見習うからね」(笑)。心霊回、土地神様そんなとこに。ギックリ回、扉絵で踊る童子ちゃんズ可愛い。禊萩さん苦労するなー。24巻限定版は新作OADか……予約だな! 読了日:11月27日 著者:江口 夏実 ![]() 後輩から1~2巻を借りた。木幡真琴15歳。高校入学に合わせ、黒猫チトと、横浜から弘前に越してきた。実は真琴は魔女で、「一人立ち(でも親戚宅に居候)」して一人前になるための修行なのだ。ちょっと不思議なことも起きるけれど、基本のほほんとした日常。野菜作りしたり、雉を追いかけたり、チトと散歩したり。倉本家の圭・千夏兄妹と、圭・真琴と同じクラスの石渡なお辺りがレギュラーかな。小学生の千夏ちゃん可愛い。カオナシみたいな春の運び屋さんの話が好き。来年もきっと来るよね。真琴姉、神出鬼没で大雑把、騒動起こして去る(笑)。 読了日:11月30日 著者:石塚 千尋 読書メーター PR |
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