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【小話】豌豆

 一夜の宿を求めて訪れた娘に、王子は、一粒のエンドウ豆の上の12組の敷布団・掛布団を用意します。娘に翌朝よく眠れたか訊くと、
「何か固い物が気になって……」
 王子は
(こんな神経質な結婚相手は嫌だなぁ。あと、そこは嘘でも礼儀で「眠れた」と言おうよ)
 と思いました。

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【2017/06/15 20:45 】 | 小話 | コメント(0)
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