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【小話】生死

 王子が一人悩んでいると、父王の亡霊が現れて言った。
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」
「それは父上ではなく、私の台詞です」
「そうか?」
「そもそも父上は既に死んでるんだから、生死を悩む必要ないでしょう」
「……冷たいな、息子」
 王子の突っ込みは容赦なかった。

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【2017/11/14 22:25 】 | 小話 | コメント(0)
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