王子が一人悩んでいると、父王の亡霊が現れて言った。「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」「それは父上ではなく、私の台詞です」「そうか?」「そもそも父上は既に死んでるんだから、生死を悩む必要ないでしょう」「……冷たいな、息子」 王子の突っ込みは容赦なかった。
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