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【小話】着火

 大晦日、寒風吹きすさぶ街角で、道行く人々に声をかける物売りの小さな女の子がいました。
「マッチはいかが、マッチはいかが」
 しかし、なかなか買ってくれる人はいません。女の子は一旦引き揚げると、午後に出直してきました。
「チャッカマンはいかが、チャッカマンはいかが」

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【2017/12/19 21:27 】 | 小話 | コメント(0)
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