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【小話】快諾

 幸福の王子の像は、燕に頼みました。
「僕の目に埋まっているサファイアを一つくりぬいて、貧しくて困っている人に届けてもらえないだろうか」
「はい、わかりました!」
 元気よく答える燕。
「……快諾されると、微妙な気分だな……」
「王子様、引き止めて欲しかったんですか?」

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【2018/01/27 23:20 】 | 小話 | コメント(0)
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