幸福の王子の像は、燕に頼みました。「僕の目に埋まっているサファイアを一つくりぬいて、貧しくて困っている人に届けてもらえないだろうか」「あ、こちら知人の烏君です」「は?」「彼、渡り鳥じゃないので引き受けてくれました。じゃ!」 燕は、温かい南の国へと去りました。
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