忍者ブログ
【小話】冬
「冬は、つとめて。雪の降りたるは、いうべきにもあらず」
 通学中の子供が、大声で暗誦しながら歩いている。最近の小学生は『枕草子』なんか習うのか、凄いな。
「昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、ワロス」
 ちょっと待て。最後おかしいぞ。

拍手[0回]

PR
【2012/02/21 00:01 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】再就職 | ホーム | 【小話】笠地蔵>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>