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【小話】代金

 新しい服が大好きな王様の城に、二人の詐欺師が来て言いました。
「自分たちは、とても美しく、しかし馬鹿には見えない布を織ることができます」
「是非とも織ってくれ!」
 内心しめしめと喜ぶ詐欺師に、王様は言います。
「代金は我が国特製の、馬鹿には見えない金貨で支払おう」

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【2018/05/18 20:11 】 | 小話 | コメント(0)
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