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【小話】駅から五年
「健闘を祈ります」
と、駅で不動産屋に空き家の合鍵を渡され、歩き出す。
 先日の時空震によりC駅一帯の街並みは寸断され、ごちゃ混ぜになり、どこに何があるのかわからなくなってしまった。そこで、ある家を探して中にある物を回収して欲しいと、無職の俺が雇われたわけだ。
 あれから五年。手持ちの金が尽きた俺はバイトを始め、合間に空き家を探しているが、未だ辿り着けない。不動産屋には時々電話で報告する。
 バイト仲間で、現在アパートで同棲中の彼女とは、
「そろそろ入籍したいね」
と話しているが、さて市役所はどこにあるのだろう。

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【2012/03/19 07:08 】 | 小話 | コメント(0)
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