忍者ブログ
【小話】野鼠2

 コガネムシに森の奥に放置された親指姫。夏の間は花の蜜を飲んで過ごしましたが、冬が来ると食べ物もないし、寒くてたまりません。野鼠の家を見つけた親指姫は、戸を叩きます。
「もし、中に入れてもらえませんか」
「ハハッ(甲高い声)」
 出てきたのは野(夢の国の)鼠でした。

拍手[0回]

PR
【2019/06/17 21:40 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】出現3 | ホーム | 【小話】野鼠>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>