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【小話】遅延
「遅刻する!」
 女の子が土手でうとうとしていると、チョッキ姿の白兎が駆けていきました。女の子はびっくり。
 兎が携帯電話で喋りながら
「すみません、女王様! 中央線が遅延しまして!」
とペコペコ頭を下げていたので、女の子は
(あ、コレ追いかけちゃダメだ)
と思いました。

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【2019/11/11 07:31 】 | 小話 | コメント(0)
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