大晦日。お爺さんは、笠を売ったお金で正月用の餅を買おう、と町へ行きましたが売れません。帰りに雪まみれの六地蔵の雪を払い、笠5つと自分の手拭いをそれぞれ被せて帰宅します。 翌朝起きると、家の前に笠5つと畳んだ手拭いが置いてありました。返却に来ただけのようです。
[0回]