忍者ブログ
【小話】饂飩
「ケンタウルつゆをふらせ」
 銀河鉄道の車内で、さっきまで寝ていた男の子が叫ぶと、どこからかぷうんと、鰹だしの香りが漂ってきます。ジョバンニとカムパネルラは辺りをキョロキョロ見回しました。
「うどんかな?」
「ああ、お腹が空いてきた」
 うどんつゆが降ったら困ります。

拍手[0回]

PR
【2020/01/16 07:19 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】坂道 | ホーム | 【小話】最強>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>