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【小話】彗星2

 海で赤海鼠の母子が、宮沢賢治『双子の星』を語ります。
「彗星が双子のチュンセ童子とポウセ童子を騙して、海に落としたの。童子は天に帰れたけれど、彗星は罰として、海鼠になったのよ」
「つまり僕は、本当は赤い彗星で3倍速いんだね!」
「違う」
 他の生物が突っ込みました。

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【2020/02/24 11:41 】 | 小話 | コメント(0)
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