九月一日、谷川の近くの小さな学校に子供たちが登校すると、教室に、新撰組の羽織姿の男の子がいました。「近藤?」「土方?」「沖田?」 子供たちが言うと、男の子は両手の指で六を出します。すると嘉助が叫びました。「ああわかった。あいつは井上源三郎だ」 六番隊組長です。
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