平家軍の小舟の上で、女性が竿の先に付けた扇を掲げました。誰が射るか相談する源氏軍。「那須与一、行け」「いやあれはちょっと難しく……」 渋る与一。他の武士が手を挙げました。「拙者が参る」「いや拙者が」 流れで、与一も手を挙げます。「では拙者が」「どうぞどうぞ!」
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