世捨て人のような生活を送っており、あまりにもすることが無い。暇つぶしに硯に向かい、心に浮かんだり消えたりする他愛ないことを、とりとめなく書き綴ってみたところ、何だかわけのわからない文章になった。「つれづれなるままに、ひぐらし、カナカナカナカナ」 それは蝉だ。
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