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【小話】七夕2

 私は織姫。天の川の両岸に引き離された彦星様とは年に一度、七月七日しか逢えない。地上の皆が、願い事を短冊に書いて笹に吊るすのを見て、私も書いてみたわ。
「一年中、七月七日になりますように」
「暦の意味がないだろ! 子供か!」
 父上に頭をはたかれた。どうしてかしら。

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【2020/07/07 06:34 】 | 小話 | コメント(0)
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