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【小話】薄翅

 私はウスバカゲロウ。幼虫時代はアリジゴクとして地中で過ごし、変態して成虫になったのが今の姿だ。トンボに似た外見でヒラヒラ飛ぶ。
「うすばか、げろう?」
 物凄く罵られている気がするので、決してそこで切ってはいけない。あくまで薄翅(うすば)蜉蝣(かげろう)である。

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【2020/07/12 08:14 】 | 小話 | コメント(0)
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