忍者ブログ
【小話】愛馬

 敵に包囲された砦の中で、とある武将が、恋人の美女に愚痴をこぼした。
「昔は世を覆うほどの気迫があったのに、今は愛馬の騅(すい)が前に進んでくれないのだ。どうしたら良いだろう」
「スイ~スイ~スーダララッタ、スラスラスイスイスイ~」
 美女が歌うと、馬は踊り出した。

拍手[0回]

PR
【2020/12/11 06:36 】 | 小話 | コメント(0)
<<【小話】虞虞 | ホーム | 【小話】具材>>
コメント
コメント投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>