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【小話】御供

 鬼退治に出発した桃太郎。
「お腰につけた黍団子、一つくださいな」
 最初に出会った犬を供として旅を続けていると、次に、着物姿の懐で、草履を温めている男に出会いました。
「サル(あだ名)です」
「いやいやいやいや、後の太閤様を家来にはできないでしょ! 黍団子一つで!」

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【2020/12/16 06:42 】 | 小話 | コメント(0)
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