お爺さんが畑に蕪の種を蒔きました。「大きな大きな蕪になれ、甘い甘い蕪になれ」 収穫時期が来ましたが、蕪はごく普通のサイズです。手伝いに呼ばれないお婆さん・孫娘・犬・猫・鼠が、蕪を抜こうとするお爺さんを遠巻きにして、何か言いたそうな目でじっと見つめ続けました。
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