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【小話】恙無

 聖徳太子は、遣隋使に持たせる手紙を書きました。
「日出づる処の天子から、日没する処の天子に書を送ります」
 書き終えてクルクルと巻いた後、紙の曲がりや汚れを防ぐため、卒業式で貰うような賞状用筒に入れたいと思いますが、あちこち探しても見つかりません。つつがなきや。

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【2021/05/09 07:19 】 | 小話 | コメント(0)
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