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【小話】行幸

 見事な紅葉を見た藤原忠平(貞信公)が、歌を詠みました。
「小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ」
 同行者が尋ねます。
「同級生ですか、それとも妹?」
「その〝みゆき〟ではありません」
 天皇が外出(行幸)して見に来るまで散らずに待ってくれ、の意味です。

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【2021/06/12 08:29 】 | 小話 | コメント(0)
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