鎌倉時代。北条時頼は執権引退後、出家して諸国漫遊します。大雪の夜、泊めてくれた家の主人は、一族に所領を横領され貧乏暮らし。「囲炉裏の薪が尽きたので、昔集めた盆栽を焚きましょう」 投入しようとする主人を、時頼は制止しました。「鉢ごと火に入れても、鉢は燃えぬぞ」
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