とある偉い人が身分を隠して、都から見て辰巳の方角(東南)に建つ庵に住みました。周囲に鹿が生息するような山の中です。 麓の住民に「内山さん」と呼ばれるので、「余をうちやまと人は言うなり」と歌に詠みました。 喜撰法師は多分そこまで偉くないので、最初から全部嘘です。
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