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【小話】内山

 とある偉い人が身分を隠して、都から見て辰巳の方角(東南)に建つ庵に住みました。周囲に鹿が生息するような山の中です。
 麓の住民に「内山さん」と呼ばれるので、
「余をうちやまと人は言うなり」
と歌に詠みました。
 喜撰法師は多分そこまで偉くないので、最初から全部嘘です。

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【2021/07/15 06:12 】 | 小話 | コメント(0)
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