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【小話】書記4

 停車場の近くに、猫の歴史と地理を調べる事務所がありました。若い猫は皆、事務所の書記になりたがります。
 四番書記はかま猫で、寒がりのためかまどの灰の中で眠ります。ある夜、魔法使いのお婆さんが現れて言いました。
「お城の舞踏会に行かせてあげましょう」
「要りません」

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【2021/09/17 06:42 】 | 小話 | コメント(0)
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