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【小話】夜歩

 旧家の家老の血筋の青年が、友人の作家に相談した。
「主家の娘が、夢遊病なんだ」
「アルムの山に帰れば治るんじゃないか?」
「ハイジかよ」
 都会の邸から、関係者一同で避暑に出掛けた田舎に、おじいさんやヨーゼフはいないが、チューリップハットにヨレヨレ袴の探偵には会う。

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【2021/11/17 06:18 】 | 小話 | コメント(0)
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