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【小話】夜歩2

 旧家の家老の血筋の青年が、友人の作家に相談した。
「主家の娘が問題を起こしたんだが、原因は、その前に届いた『汝、夜歩くなかれ』という変な手紙らしいんだ」
「歩くのが駄目なら、走ればいいんじゃないか」
「『パンが無ければ』じゃあるまいし」
 そんな元気な夢遊病は嫌だ。

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【2021/11/18 06:10 】 | 小話 | コメント(0)
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