読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3547ページ ナイス数:39ナイス ![]() 四兄妹の年齢は明記されていないのね。毛皮の外套がやたらと気持ち良さそうで、もふもふしたい。性格の悪い次男がいかに改心するか、と思いながら読んでいたので、あっさり流されたのが残念だった。この巻自体が非常に面白いとは感じなかったが、広い世界が始まりそうな雰囲気に期待。 読了日:05月03日 著者:C.S. ルイス ![]() 親子ライブラリー。話自体は既読だが、酒井駒子さんの絵が美しい(暗いので、二歳娘には怖がられた)。収納に余裕があったら、自宅に欲しい本。 読了日:05月04日 著者:小川 未明 ![]() 何百年も過ぎて、知っていた地形が変わっているのはワクワクする。1巻からそうだったけれど、糧食の有無によく気が回る子供たちだ。エドマンドに分別が付いて、ピーターとの性格の違いが分かり難くなったな。やや優柔不断のスーザンとひたすら真っ直ぐなルーシィの違いは分かるようになった。ばら戦争とか、イギリスの子供には常識なんだろうなぁ。異世界でたくさん冒険して、戻ってきたら一分一秒も時間が経っていないのは羨ましい。 読了日:05月06日 著者:C.S. ルイス ![]() ゲド戦記のはてみ丸は西の果てに行った。朝びらき丸は東の果てへ。1巻のエドは妹の言葉を信じなかったが、実際ナルニアに迷い込んでからの順応性は高かったんだなと、ユースチスを見て思う。ユースチスが元の姿に戻って以降、存在感が激減したのが勿体無い。もっとユースチス視点で見たかった。リーピチープと仲良くなったのなら、別れの場面とか欲しかったな。しかし、アスラン便利過ぎない?(笑) 読了日:05月07日 著者:C.S. ルイス ![]() 再読。RELOAD最終巻、ヘイゼル編終了。正直、四人が天竺に着かず、永遠に旅が続いても構わないが、ナタクがどうなるのかは知りたい。 読了日:05月08日 著者:峰倉 かずや ![]() 今までで一番面白い巻だった。泥足にがえもんのキャラが素敵過ぎる。ユースチスは、今巻は苗字で呼ばれるのね。事前指示があるのに、ここまで何事も上手く進まない話も素晴らしい。アスランの影響力、弱まってきている? 地底の国での敵との対峙シーンが、緊迫感があって非常に良かった。 読了日:05月08日 著者:C.S. ルイス ![]() 原題The Horse and His Boy。彼の少年(笑)。ブレーが案外、情けないキャラなのは良かったな。少年も馬も成長する。読んでいる最中は面白かったが、戦が終わった辺りから、話がしぼむ……。シャスタとアラビスには再度、城を抜け出して、ナルニアに行って普通の少年少女になって欲しかった。アスラン、4巻の学校の苛めっ子に対してもそうだったけれど、敵に対しては割と陰湿で残酷だ。 読了日:05月09日 著者:C.S. ルイス ![]() ディゴリーが鐘を打ったこと自体は、そんなに責められる行為ではない気がする。迷惑極まりないけれど、アンドルーおじは強烈に個性的。馬車屋はいい人だ。ナルニアの王が必ず人間である理由が判って納得した。世界と世界の間で太陽の年齢が違うということは、同一の恒星を回っているならば(多分そう)、時間も超えるんだな。1巻で魔女が言っていた古い掟は、いつ定まったんだろう。 読了日:05月09日 著者:C.S. ルイス ![]() 陰鬱な巻。だがこの結末を読んでこそ、今まで全てのナルニアを旅してきた意味がある。疑問点が解消されないまま残ったし、途中に不満もあったけれど、最後まで辿り着いて良かった。 読了日:05月10日 著者:C.S. ルイス ![]() 再読。「今日中にしなくてもいいことばかり片づいていく締め切り前夜」は真理だ。面白い恋愛歌集だけれど、このような歌を詠みたいかと問われると、恋も歌も自分の方向とは違うと思う。「死ぬことの決まった人の世話をするように笑ってばかりいた恋」「友達でいようだなんて話し合う友達同士はいない 絶対」「コンビニで『孤独を生きる』という本を買うけど心配なんかしないで」が良い。 読了日:05月12日 著者:佐藤 真由美 ![]() 歯科待合室。今の生活の幸不幸とは別格に、忘れられない昔の恋愛ってのはあるよね。鴨居と杏子がお似合いかは最後まで判らなかったけれど、ちなみと飛鳥は互いに最高の相手を見つけたと思う。物語終了時のちなみが24歳なのが信じられないほどの、精神年齢の高さ。普段クールなのに会社で浮かれる飛鳥さんが好きだ。 読了日:05月12日 著者:柴門 ふみ ![]() 新海誠の表紙で購入、元は児童文学らしい。冒頭の10歳の朔と砂緒の初デートは、変な呻き声を上げて身悶えしながら絨毯の上を転げ回りたいくらい、読んでいてこっ恥ずかしかった。朔が7年の時を超えたことの謎解きはない。特殊な状況下での少年の成長物、且つ10歳のままの朔と17歳になった砂緒との純愛物、として読むべきなのだろう。幽霊でも見たかのような周囲の反応は当然だが、朔にとっては理不尽な逆境だよね。謎解きへの伏線らしきものは見受けられるが、話が期待した方向と違うので、私は続き買わない。 読了日:05月14日 著者:白倉 由美 ![]() バルカン半島(推定)の架空の都市が舞台だが、脳内で勝手にロシアに変換される……。『鋼鉄都市』みたいな話を想像して買ったら、大分違った。もう一回読まないと、細かいところまで理解できる気がしない。何故このような特異な都市が成立したかはさておき、その環境下で至極真っ当に殺人事件を捜査するミステリ。面白かった。 読了日:05月21日 著者:チャイナ・ミエヴィル ![]() 再読。1986年初演、核戦争後の廃墟で物語を探す人々。「朝起きました。それから顔を洗いました。それから服を着替えました。それから学校へ行きました。(中略)これが私の一日です」芝居は未見だが、この台詞ははっきりと聞こえてくる。『スワン・ソング』が解らないので、元ネタを読んだほうがいいかな。冷戦終結以降、核戦争で人類が滅ぶ気はあまりしないけれど、ついうっかり、本書みたいな世界になってしまうことはある気がする。 読了日:05月23日 著者:鴻上 尚史 ![]() 再読。『海にいるのは…』『ミモザ館でつかまえて』『ジョカへ…』収録。『ジョカへ…』が特に良い。少女一人と少年三人、そのままでいられれば幸せだったのに、実験中の薬の誤飲でシモンが女性化。成長したソランジュ(元シモン)が素晴らしく綺麗。最後の夢が、現実ならば良いのにね。 読了日:05月24日 著者:大島 弓子 ![]() 整形外科待合室。ペネロペ可愛いけれど、コアラだったのか! 初めて知った。熊だと思っていた。どうして、その色とその色を間違える? と思うけれど、正しい色を理解していても違う服を着る子(自分がそれを着たいから)は実際にいそう。 読了日:05月26日 著者:アン・グットマン 読書メーター PR |
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