修行から帰る旅の途中で空腹の山伏が、柿の木を見つけました。実を落として食べようと、手頃な大きさの石を拾って投げますが、残念ながらノーコンで、何度投げても当たりません。山伏は悔しそうに言いました。「どうせ、この柿は酸っぱいに決まってる!」 それは狐と葡萄です。
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