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【小話】頼政

 平安末期。御所の上を毎晩黒雲が覆い、帝が何かに怯えます。妖怪退治を命じられた源頼政が、黒雲から現れた鵺(ぬえ)を矢で射抜き、鵺は
「小学校の新学期に持っていく雑巾を縫え……」
と鳴きつつ落下。頼政が
「買え」
と言うと、
「縫わなくて良いのだな!」
 帝が安心しました。

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【2022/03/16 07:00 】 | 小話 | コメント(0)
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