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【小話】半熟
 ハンプティ・ダンプティが塀から落ちた。
 幸か不幸かすぐ下に水が入った鍋があり、割れることはなかったが、ガス台に火が点いてぐらぐら煮られてしまう。
「うぎゃー」
 やっとの思いで鍋から脱出したときには、ハンプティは半熟卵になっていた。

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 日々珠さんのお題、「半熟卵の悲しさ」。

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【2012/06/29 00:03 】 | 小話 | コメント(0)
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